4月9日(土)、神田神保町の書泉グランデで『東急今昔物語』(宮田道一著/戎光祥出版刊)の刊行を記念して『宮田道一さんを偲ぶ会』を開催いたします。東急電鉄やその関連会社に勤務されていた宮田さんは、仕事の傍ら多くの鉄道書籍を出版されてきましたが、この4月に発売される『東急今昔物語』が最後の作品となります。発刊を記念して、鉄道趣味人として大きな業績を残してこられた宮田道一さんの仕事ぶりと趣味活動を、宮田さんとご縁の深い鉄道趣味人の皆様とともに偲んで参ります。また、会場には宮田さんの直筆原稿や思い出の品々を展示いたします。
『東急今昔物語』では、弊社も写真協力をしております。
◇日時:4月9日16:00?18:00(開場は15:30)
◇会場:書泉グランデ7階イベントスペース(神保町)
◇定員:50名 【要参加券】※入場無料
◇参加方法:書泉グランデ6階(神保町)・書泉ブックタワー5階(秋葉原)のレジカウンターにて、お申し付け下さい。お電話でのご予約も承ります【tel.03-5296-0051】
※お電話でご予約の方は、必ず当日までに店頭で参加券をお受け取りください。
◇出演
古屋香織氏(鉄道車両の定期検査を担当、宮田道一氏の著作活動をバックアップ)
羽片日出夫氏(鉄道研究家、宮田氏の50年来の友人)
村多正氏(鉄道研究家、宮田氏の50年来の友人)
司会:河野孝司(鉄道写真家/鉄道ライター)
◇プログラム
16:00 宮田道一さんの遺作『東急今昔物語』について
16:30 宮田道一さんが愛した東急電鉄と宮田道一さんの東急人生
16:50 宮田道一さんの著書紹介
16:55 休憩(参加者のお買い物タイム)
17:05 宮田道一さんが鉄道界に残したもの
17:20 宮田道一さんの執筆活動
17:40 パネリストへの質疑応答
17:50 東急クイズ大会
※プログラムは変更されることがあります。
◇著者プロフィール
宮田道一(みやた みちかず)
1938(昭和13)年2月20日、東京都大田区生まれ。1961(昭和36)年3月に武蔵工業大学(現・東京都市大学)工学部機械工学科卒業、同年4月に東京急行電鉄株式会社入社、1995(平成7)年6月に東横車輛電設(現・東急テクノシステム)株式会社に出向。大誠テクノ株式会社技術顧問、日本鉄道車両機械技術協会『R&m』誌編集委員長、鉄道友の会理事などを歴任。仕事の傍ら趣味の鉄道研究を深め、鉄道に関連する著作を多数出版。代表作に『カラーブックス 日本の私鉄「東急」』(保育社刊)『電車運転百題』(大正出版刊)『東急の駅今昔昭和の面影』『東急おもしろ運転徹底探見』『東急電鉄まるごと探見』(以上JTBパブリッシング刊)『電車のはなし』(成山堂書店刊)『東急碑文谷工場ものがたり』『ありし日の玉電』『伊豆急100形』『東京急行電鉄5000形』『川崎市電の25年』『草軽のどかな日々』『上田丸子電鉄』『長野電鉄マルーン時代』(以上、ネコ・パブリッシング刊/共著を含む)『フリーテクイラストで車両』(アトリエみずたに刊)などがある。『鉄道ピクトリアル』誌の編集委員も歴任。2015年(平成27)年9月22日に横浜市で永眠。77歳。