急行「能登」最終列車と北陸鉄道車庫見学

3月12日、ダイヤ改正前日の急行「能登」に乗車して、翌日は北陸鉄道の車庫を見学しました。
急行「能登」は、半世紀にわたり首都圏と北陸を結んだ列車で12日の列車を最後に定期列車から引退しました。また、東海道本線「東京と大阪」を結んだ、特急「こだま」から始まったボンネットスタイルの特急車両もこの日で定期列車から退きました。
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上野駅の13・14番線ホームはすごい人で、歩くのも大変なくらいでした。13番線に今日の主役急行「能登」が入線、先頭は、この列車でJRの定期列車から退くボンネット車両の489系です。見ているとごくろうさんと言いたくなる様な姿でした。
上野駅で大勢の人に見送られて発車、鉄道唱歌のチャイムの後に、しばらくしてから停車駅の案内がありました。この日は、熊谷発車後に記念乗車証を配ると放送があり、楽しみが増えました。また、高崎までは、ラウンジカーでグッズの販売も行われにぎやかでした。
熊谷発車後、能登のさよなら放送の後、記念乗車証が配られました。
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表は、「北陸」と「能登」がカラーで写っていました。裏面は「能登」の歴史が書いてありました。
高崎を出て、おやすみ放送が入り、車内が暗くなりました。久々に夜行列車に乗ったなと実感がありました。
列車は、長岡に到着、運転停車なので降りられません。ここから進行方向が逆になり、後ろ向きになります。逆向きはなんか違和感がありますね。
糸魚川駅に到着、隣に「北陸」が停車しているのでビックリ、今日は強風の影響で列車の遅れてたとの事でした。
撮影会状態になりました。
列車の遅れで、今度は石動でサンダーバードを先に通すので退避になり、また撮影が出来ました。グリーン車の横に、さよならのステッカーが貼ってありました。
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サンダーバードを退避後、金沢へ向けて発車、金沢の大勢の人がおり、40分遅れで到着しました。
到着後、「能登」が回送するまで、大勢の人が撮影していました。
ボンネット特急、臨時で末永く活躍してほしいです。

その後は、西金沢へ移動をして、北陸鉄道「新西金沢」から列車で「鶴来」で行きました。車両は、東急や日比谷線利用者には懐かしい、元東急7000系でした。車内は冷房改造がされていました。
「鶴来」駅で職員の方と待ち合わせをして、車庫見学をしました。この日は、電気点検で電気はつきませんでしたが、検査中車両の姿や車庫の中を見学しました。普段はなかなか入れないので良い経験になりました。
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北陸鉄道関係者の方々ありがとうございました。
帰りは、これまた、懐かしい元井の頭線3000系でした。
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また、色々なところを訪ねたいです。